ヒュンダイとSABICイノベーティブプラスチックス
QarmaQ(カルマック)高度技術実証車で
iFプロダクトデザイン賞2008を授賞


東京,  日本 -- 3月  4 日 , 2008

SABICイノベーティブプラスチックスは、韓ヒュンダイ社のQarmaQ(カルマック)高度技術実証車(ATDV)がiFプロダクトデザイン賞2008の高度研究部門賞を受賞したことを明らかにした。この賞は、ハノーバー国際デザインフォーラム(iF:International Forum Design Hannover)が主催している世界的なデザイン賞であり、前例のない製品や研究成果を讃え、贈られるものである。QarmaQを共同開発したHyundai Motor EuropeとSABICイノベーティブプラスチックスの両社がこの賞を受け、3月4日にハノーバーのドイツ博覧会場で授与式が行われた。54年間に渡り、iFデザイン賞は優れたデザインに送られる世界的に認められたトレードマークとなっている。今回の受賞は、顧客のビジネス成功のために顧客と共に歩むというSABICイノベーティブプラスチックスの戦略が成果を挙げた証といえる。

 

QarmaQ ATDVは、質の高いデザイン、素材の選定、高度な革新性、環境適合性、機能性、そして安全性が認められての受賞となった。例えば、QarmaQで採用されている「Elastic Front (弾力性のある前部構造)」安全システムは、車と接触した歩行者が重傷を負う可能性を低減することができる。革新的なデザインについては、SABICイノベーティブプラスチックスのLexan*(レキサン)ポリカーボネート樹脂を用い、車体を包み込む様な形状を持ったパノラミック・ラップアラウンド・グレージング(樹脂ガラス)がある。熱可塑性素材を使用することで、QarmaQのデザイナーは、従来の製造方法や素材では不可能であった複雑な3次元形状を創り出すことが可能となった。

 

安全性、設計の自由度、環境目標を達成
QarmaQは、3つの大きな目標を念頭において設計された。

  • SABICイノベーティブプラスチックスの「Elastic Front」歩行者保護コンセプトを用いた、歩行者に優しいクロスオーバー・ユーティリティー・ピークル(CUV)のデザインコンセプトを実証する。
  • 革新的なプラスチック素材を使用することにより、自由なデザインとスタイリングを実現する。
  • 温室効果ガス排出量を低減するCUVを作る。

 

プラスチックの使用による軽量化の結果、QarmaQは環境面の目標を達成している。米ニューヨークの環境コンサルティング会社グリーンオーダーがQarmaQを評価した結果、60kgの軽量化によって年間約80リットルのディーゼル燃料節約を達成でき、温室効果ガスの排出量も200kg以上低減できると推定している。

 

QarmaQは、2008 iFプロダクトデザインコンペティションで授賞した821の製品の1つで、これらの製品の資料は、バビリオン36と博覧会場のインフォメーションセンターに展示される。授賞した製品はオンライン展示と2008イヤーブックにも掲載される。


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